葬儀のこと色々
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お葬式のこと少し考えてみませんか?
人生の中で必ず訪れる「死」という現実。私たちは、そのことにいつか向き合わなければなりません。
いざという時に慌てず、後悔のないご葬儀をするために、規模・形式・場所・費用などご家族でよく話し合いまとめておくことが大切です。
葬儀打合せ内容
1.葬儀の規模
葬儀の規模とは、すなわち人数のことを意味します。ご本人やご家族の交友関係、経済的状況を考えて決定します。費用と密接な関係にあり、大規模なご葬儀では比較的に費用が高くなる傾向にあります。
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ご家族やご親族だけでなく、故人のゆかりの深い方々もご参列をいただき、それぞれの立場から個人様のご生前を偲びます。
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ご家族や近親者を中心とした少人数でのご葬儀です。どなたにも気遣いされることなく、ゆっくりとしたお別れができます。
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企業の発展に尽くされた創業者・役員の方などのご功績を讃えるため、企業がご遺族と一体となり儀式を執り行います。葬儀の経費・運営を企業が行い、社を挙げて功労者を偲びます。
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ご祭壇・宗教者の必要がなく、火葬のみを目的としたものです。ご家族のみのお別れで経済的負担を最小限に抑えることができます。
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生活保護を受けている方が亡くなり、葬儀費用を出すことができない場合、尼崎市より葬祭扶助が受けられ、その範囲内で執り行われる葬儀です。
2.葬儀の形式
葬儀の形式とは、宗教のことを意味します。形式は、仏教式・神道式・キリスト教式など宗教により異なり、同じ仏教式でも宗派によって葬儀は故人様が信仰していた宗教・宗派で行います。現実には80%以上は仏教式で行われております。現在では、宗教者にとらわれない自分らしい自由な形式でのお別れも増えております。
ご葬儀の80%以上は仏教式で行われていますが、経典や解釈により、さまざまな宗派がありますのでご確認ください。日本の仏教葬儀は、死者に対する受戒成仏の意味を持ちます。仏弟子となるべく戒を授け成仏させる儀式です。
(浄土真宗・日蓮宗以外)仏教式では、故人様を弔うために、ご焼香を行います。
創価学会のご葬儀を「友人葬」といいます。仏教の本義に基づき、真心から故人の冥福を祈ることに重んじたご葬儀です。友人の代表である儀典長が導師を務め、追善回向の読経、唱題を行います。ご家族、友人、同志が集い真心こもる追善のお題目で、故人を偲びます。
神道でのご葬儀を「神葬祭」といいます。神道は祖先を氏神として崇拝し、その氏神が守り神として御霊となり家族、親族を見守って頂けると考えられています。仏教式のように焼香や線香を用いることはなく、これに当たるものが玉串奉奠(たまぐしほうてん)です。玉串とは、榊の枝に四手という紙片を下げたもので、神の霊が宿るとされてきました。参拝者は、これを祭壇に捧げ故人様の冥福を祈ります。
キリスト教は、大別して「カトリック系」と「プロテスタント系」があります。神父(カトリック)、牧師(プロテスタント)により式典が進められます。それぞれの教会により式の流れは異なりますが、聖書の朗読、説教、聖歌や賛美歌斉唱などが一般的です。日本独自の習慣で、故人様との別れの儀式として「献花」を行います。
特定の宗旨や宗派にとらわれない宗教儀礼のないスタイルでお客さまのご要望を優先し、自由な形式でお別れができます。故人の好きだったお花を手向けたり、思い出の生演奏で奏でたりと、その人らしい演出でお別れができます。
3.葬儀の場所(式場)
葬儀を行う場所(式場)とは通夜・葬儀を執り行う式場を意味します。式場選びのポイントは、ご本人やご家族の規模もありますが、ご家族の人数・参列される方々への配慮も欠かせない要素になり、自宅からの距離や交通の利便性、設備面で駐車場や、宿泊施設の有無など、相対的に考えなければなりません。
季節・天候に左右されることなく快適に過ごせる。 葬儀をするための設備が充実している。 すべてを任せることができるので、準備することが少なく、ゆっくりとお別れができる。 |
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自宅から少し離れることもある。 |
常日頃からのお付き合いがあるので馴染みが深い。 仏教徒として、故人様を送る葬儀を執り行う本来の場である。 |
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お寺の年間行事などで、使用できないことがある。 |
ご自宅から近く利便性が高く、ご近所の方々が参列しやすい。 自治会に属している場合に使用料が安価で借りることができる。 |
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設備面で、駐車場や仮眠施設がないこともある。 |
住み慣れた我が家で最期を迎えることができる。 時間を気にすることなくゆっくりとしたお別れができる。 自宅なので、式場使用料が必要ない。 |
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葬儀を行うために、部屋の片付けをする必要がある。 |
4.葬儀の費用
葬儀の費用とは葬儀に係る総額費用を意味します。葬儀の費用は支出だけでなく、葬儀の収入面も考慮することが大切です。相互扶助の精神から贈られる「香典」、市役所から支給される「葬祭費」「埋葬料」などの公的扶助も葬儀費用に充てることができます。
ご葬儀費用総額(支 出)-収 入=ご喪家の負担金額
基本プラン(ご葬儀費用)
※ 財団法人日本消費者教会、第9回「葬儀についてのアンケート調査報告書」より
※ 各項目・合計額は回答のあったものの平均のため合計額は一致しません
平成27年1月1日~平成27年9月30日までの当社調べデータ
直葬・福祉葬は含まれておりません
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